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随心院は真言宗善通寺派の寺院です。元々は1000年ほど前に建立されたのですが、応仁の乱で殆どが焼け落ちてしまい、戦国時代に改めて再建されています。 小野小町ゆかりのお寺とも言われており、宮中を退いた後、この地で過ごしたとされています。文塚や井戸など、小野小町ゆかりの遺跡が残っています。 寺院内の庭園には230本の梅の木があり、3月中旬が見頃となっています。

三十三間堂の正式名称は蓮華王院本堂と言い、天台宗妙法院の仏堂です。幅は全長120mでとても横に長く、中には1001体もの千手観音立像が安置されています。 この千手観音立像は左右の仏壇に500体ずつ10段50列に並び、更に本尊の背後にもう一体隠れた形で置かれており、合計1001体になるのです。堂の中に並んだ千手観音立像の光景は圧巻です。 また成人式には弓道を嗜んだ新成人が振袖姿のまま本堂の端から端へ弓を引く「三十三間堂大的全国大会」が行われます。