桑名の地はまぐりは、希少価値の高い「ヤマトハマグリ」

桑名といえば、「その手はくわなの焼きはまぐり」の地口（江戸の洒落言葉）で知られるぐらい、はまぐりが代名詞なんです。 歴史は古く江戸時代には徳川将軍家へ献上されるなど、その品質とおいしさは折り紙つき。桑名でとれるはまぐりの品種は「ヤマトハマグリ」という日本古来種で殻が薄く身はふっくらとして柔らか。程よい塩味とうまみを多く含み、輸入はまぐりとの違いは歴然。桑名のはまぐりをたべたら他のものはたべられないとのこと。

桑名の地酒は旨味を愉しむお酒づくりにあり！

創業1917年、老舗酒造「後藤酒造」で醸造される桑名の地酒たち。代表銘柄「青雲」、桑名の名を冠した「久波奈（くわな）」、銘酒「青雲」の特約店限定酒「颯（はやて）」などが揃っています。どれもお米がもつ旨みを愉しむお酒として作られており、料理を引き立てるお酒造りを追求した職人がこだわったお料理を愉しむためのお酒たちです。

桑名カレーは食肉文化の境界線カレーとして誕生

桑名市は関東圏のポーク文化と関西圏のビーフ文化の境界線に位置しているためカレーのお肉が入り混じっているのをご存知でしょうか。そのため誕生したのがビーフカレーとポークカレーが一皿にもられ、一度に2種類のカレーを味わえることができるカレーが誕生しました。桑名カレーの特徴はこのお肉の種類もさることながら、具材に桑名名産のたけのこが使用されていることもポイントです。シンプルの中にたけのこの食感がいかされた味わいあふれるカレーです。ぜひ桑名に行ったときにはご賞味あれ！